山町筋の天神様祭
まいぷれ高岡編集部
中村漆器店さんの玄関に飾られた天神様です。社長さん御自らご説明いただきました。ありがとうございました。
江戸期から戦前までの陶器、銅器、木彫り、絵皿など、現在では購入困難な貴重な品々です。
画像左下の木彫りの天神様はお社付きの明治期の物。極彩色で小振りの可愛らしいお顔の道真公です。
初公開の逸品とのこと。
右下の朱塗りの三方に載せられているのは、明治から戦前にかけて製造された陶器製の天神様です。奥が家長となる嫡子の物。手前にかけて小さくなるのは、次男、三男用、だそうです。天神様は元々長男のみのが貰えた物ですが、次男以下にも小さい物が用意されていたのが、時代を考えると大変微笑ましく思えます。
我々が良く知る掛け軸の天神様はとても高価な代物だったそうで、戦前まではいいところの子の物だったそうな。庶民は専ら土人形や陶器のお人形飾りの様な物が普通だったそう。
井波の木彫りの天神座像も戦後に広まったものだそうです。庶民の暮らしぶりが豊かになると、高額な品物が主力になっていったようです。
霙交じりの天気に拘わらず、ギャラリーと化した旧家を順番に眺めて回る熱心なお客さんも散見しました。
天神様祭は17日も開催!御車山会館前の甘酒が美味しそうでした。
星村道明でした。
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