先日、久しぶりに、公民館で、中学生が集まって、中教研対策の勉強をしました。
全員とは言えませんが、まあ、来る気のある生徒?が集まってくれました。
中三生用には、国語だけですが、対策テストを作成しました。
いい問題でした。
新入塾生や、塾生が連れてきたお友だち、もいたりして、なんとも面白い対策でした。
みんなが、苦手なところを持ち寄って、質問をされては、あれこれ答えていました。
なんでも来い!です。
昨年は、大学受験生が、一緒に、予備校モードの、センター試験対策をよく行っていたので、とてもお世話になった公民館ですが、今年の指導は、国公立二次型、私大型、と細分化され、また、わりに勉強に対して、自立しているタイプが多いので、公民館まで行かなくても、教室内で、なんとかなっています。教室内に部屋が一つ増えたこともありますが・・・。
それにしても、教室のレイアウトをもう少し、考えたい・・・、と思っているのですが、生徒たちは、そんなもん、どうでもいい、ここの教室に来れたらそれでいいんです・・・、という気に入りよう。
自習室に、たまたま先輩、後輩が、一緒になったときなど、もう、楽しそうです。勉強もちゃんとやっているようですが、学校生活でのあれこれを相談しあったり、ちょっとリフレッシュにも使っているようです。
チェリーの特徴は、人間関係があるところ。
でも、決して押しつけがましくはありません。
でも、相談されたら、誠実に応えるような、なんだか微笑ましい様子。
ちょっと生意気な?生徒も、うまーく先輩たちが収めていってくれているようです。
育っていってほしい・・・。
もちろん、成績を伸ばして(その中に、自分を鍛える要素があります。)、合格してほしい(やり遂げた経験は、その後の人生の選択を広げ、その後の人生をさせてくれます。)。
その中でも、人間というものを知り、深く考察し、その後の長い人生の中で、どのように周りとやっていくべきか、ということを、しっかり見極められる人になってほしいのです。
おそらく私は、塾を開いていながら、どこか学校現場で働いていたころの原理を用いて指導しているのかもしれません。
テクニックだけで、点数を取って、高校へ上がって、全然わからない、ではなくて、高校には入ってから、大学受験までの、彼らの伸びや、どうなっていくかも考えながら、指導しています。成績が、仮に悪かったとしても、その時期を越えて、しっかり受験まで自分を育ててほしい。
先日、ある生徒が、私の知らないところで、大きく考えれば、私を、チェリー・ブロッサムを、しっかりと守っていてくれていたのだなあ、ということを知りました。
別に、どうってことないことなのだけれど、そんなに教室には影響がない、けれど、櫻井先生の気持ちの負担になるようなことを減らしてくれた、というような、彼にしたら、大切なチェリー・ブロッサム
を、しっかり守っているつもりだったのだな、というようなことでした。
今年、ようやく、チェリーで、高校入試を突破した生徒さんたちが、大学受験を迎えます。
出会ってからの歳月、彼らも成長してくれた、と思います。
彼らの成長に、影響されて、私など、どれほど元気をいただいてきたことでしょう。
教師という仕事は、生徒さんの成長を見て、どんどん元気をいただく仕事だと思います。