高1の春期講習が終わりました(一部個別指導は残っていますが・・・。)。
ほかの学年よりも早く終わらせるつもりで始めましたから、ちょうど計画通り。
古典文法も、思っていたように、動詞・形容詞・形容動詞、それから音便まで進めることができました。
数学も因数分解まで終わりました。
今日は、高校に入って、しばらくお休みしていた新高2生の生徒さんの久しぶりの面談があります。
久しぶりに会うので、楽しみです。
新しく入ってきた生徒さんも、かなり教室の雰囲気に慣れて来てくれているようです。
お母さまが、レタスと、うまい棒かな、白エビ味を持って来てくださって、
なぜ、この方は、この教室の雰囲気をご存じなのだろう・・・?
と感動してしましました。
たくさんのうまい棒。
生徒さんたちに分けたら、あっと言う間になくなったのですが、勉強の合間に配ると、それはもう、みんな嬉しそうなのです。
それから、私は野菜が好きで、届いた端から、袋を開けて、バリバリと食べ出すくらい、新鮮な野菜が好きなのです。
長く通って来られて、私や教室の雰囲気を知ってくださっている方なら、わかりますが、どうしてこうも、教室の雰囲気をご存じだったのだろうか・・・?と嬉しくて、
きっと、相当にご縁のある方なのだわ!
と喜んでいます。
相当に遠いところからの通塾なので、それも含めて、ご縁があっての出会いなのだろうなあ、と思っています。
昨日は休暇をいただきました。
アマゾンプライムで、随分前から話題であった、『ビリギャル』を観ました。
私は、年度替わりの気持ちの切り替えを、映画を何本も観ることで図ることが多いのです。
春期講習が終わったら、衣替えに切り替えて、新年度の新しい気分を味わいたいと思っています。
『ビリギャル』を観て思ったのは、母の偉大さです。
同じ進学塾の講師として、対抗して、褒めたくない、とかでは決してありません。
それより、私が、経験してきた、親御さんが変われば結構、成績が上がるのは簡単だな!と思っていることと、同じものがあったという気がしたのです。
まずはお母さまが、なんとも素敵な方です。
毎日をワクワクすることで過ごしてほしい・・・。
なんとも素敵な愛情です。
そのお母さまの愛情が、娘さんを支え、その先、夫の気持ちを変え、息子や下の娘さんの人生までも明るく照らす・・・。
そこには、見栄も体裁も全くなくて、ただ一心に、我が子がしあわせであってほしい・・・、という思いだけです。
まあ、娘さんの変化が家族を変化させた・・・、とも言えますが。
お子さんだけを変えたり、お子さんを頑張らせたりするだけではなく、私たち大人も成長し、どこかで同様に頑張ることが大切だと思います。
勉強で伸びていくということは、自分を変えていく、ということだと思います。
自分の心を、コントロールし、自分の機嫌を取り、言いたいことを言ってるだけではない自分になっていく・・・。眠いのを我慢して、一生懸命に勉強する自分になるためには、根本から自分を変えなければなりません。
それに相当するだけの頑張りを見守る大人にも必要なのだと思います
。
『ビリギャル』の主人公「さやか」のお母さんは、夫が月三万円しか入れてくれないので、彼女の受験のために、親戚に頭を下げ、そして、ご自分は夜にバイトをしてまで、娘さんを支えます。
そんなお母さんの姿を見ていたら、やはりお子さんだって、その思いに応えなければ・・・、と思うことになると思うのです。
私は、お家でしんどいんだな、と思う生徒さんの、少々荒い言葉は聴くようにしています。
しばらくして、だんだん関係性ができてきて、初めて注意をし、こちらの気持ちをお伝えし、アドバイスをするようにしています。
でも、本当は、私が厳しくして、お家では、優しく、頑張りを包み込んであげていただければ、それほど成績が上がるのに、効率的なことはない、と思います。
『ビリギャル』のお母さんは、いつもお子さんを庇い、いいところを見つめてあげていました。
素敵なお母さんです。
チェリー・ブロッサムでは、生徒さんを介して、親御さんと一緒に、私も成長させていただきたいと思っています。
生徒さんから学びたい。自分も成長していきたい、と考えています。
そういう意味では、2021年度は、ずいぶん学びの多い年でした。
心の底から感謝しています。
2022年度は、どのような学びをいただけるのだろうか・・・?
新しい生徒さんとの出会いも含めて、ワクワクしています。
毎年、自分への課題が違いますから、毎年、私も育てていただいています。