ジャジャ～ン、今日のおやつ、あんみつ。
中尾清月堂さんの。
オイラが選んだ。
どんだけあんみつ好きやねん。

黒蜜を掛けて食べるオーセンティックな物です。

これもいいね。
甘い。

おっさんのくせに、婦女子が好むようなものに目がない。

どうなんだろう。
いっそ、そっち方面に走るか。
なんてね。

しかし、あんみつなんて、うちのおふくろの世代だよね、よく食べてたの。

あんみつ食べてるとどうしても倉金章介先生の漫画「あんみつ姫」を思い出します。
この本、実家にあるんです。
本編はあんみつとまるで関係がない。この漫画が発表された昭和２０年代半ば、あんみつはとびきり憧れのスイーツのひとつで、それで主人公の名前にしたそうな。他の登場人物も甘い物の名前ばかり。家庭教師にカステラなんて名前の女性の外国人なんかも出てくる。甘い物が貴重な時代。
今、古い漫画を読むと呑気で面白いですが、そんな時代を背負っているんですね。

昔ながらのスイーツだからこそ、皆さんもっと親しんでほしいです。

食べていたら、ぱらぱらと通り雨。
なかなか風情がありまする。

梅雨明け、まだかな。

甘党、星村道明でした。