この時期は、本来なら、冬期講習生を募集する時期ですが、チェリー・ブロッサムでは、冬期講習希望者がたくさんいて、時間割を組むのと、先生方の配置を考えるのに必死になっています。昨年も同じようなこと言ってたなあ・・・、と思い出しています。

昨日は、新しく、講師二人の教え子でもある、H先生が初めて授業をされました。付属中で宿題になった、数学の立体図形についての面白い課題を、粘土を使って、実践的に取り組んでくださいました。
生徒たちにとっては、ちょうどお兄さん、という年齢のH先生。きっと、生徒たちの勉強に対する心配事なども、一生懸命に答えてくださることでしょう。昨日も、数学的なテクニック的なことについても、「お伝えしてもいいですか？」なんて訊いてくださりながら、「こういうときはね・・・。」と面白いアドバイスをされていました。

生徒の皆様には、教師から、「薫陶を受ける」とまで格好いいことは言えなくても、何か、その生き方や、生活に対する姿勢なども受け止めていってほしいと思っています。そういった意味で、昨日のH先生の在り方は、人間としての品性や、学問に対する姿勢などを生徒の皆様にしっかりとお伝えできる面があったとなあと思います。物の使い方、教材の準備。その一つ一つに、その人柄が出るものだと思います。
たくさんたくさん、生徒に影響を与えていただきたい先生です。