いよいよチェリー・ブロッサムでも冬期講習が始まりました。
17日間のうち今日で5日終わり、ちょっと毎日とんでもない充実感に包まれております。
新しいメンバーも加わって、あっと言う間に時間割が埋まり、朝から晩まで息つく暇なく指導しております。毎年同じようなこと言ってますが・・・。(笑)
始まるまでは時間割を組むことに加えて、缶詰状態になることに備えて、食料品から衣類からあれこれ選ぶのは毎年の恒例行事です。
明るい色のお洋服を着て、生活を楽しんでいるところをお見せしなくてはなりません。
勉強を教える側が大変そうではなくて、楽しそうにならなければ、勉強は大変なものだという認識になってしまいそうです。
大変は大変ですが、そこに喜びもあるのも事実で、勉強するために生活が楽しくない、なんて思われないように、生活と勉強と仕事をうまくかみ合わせて楽しく感じられるようにと努めています。
そんな私の思いをよそに、生徒たちは楽しそうに通ってくれています。
楽しそうとはいえ、仲間とワイワイ、というのではありません。
どこか張り詰めた緊張感があります。
午前中は中三の授業から始まりますので、指導が終わってからそのまま教室で一緒にお弁当を食べていたりします。
でも、食べ終わったらすぐに自習室に行って、なんとも真剣な様子で勉強しています。
教材を仕上げるのが速いこと速いこと。
私も驚くばかりの勢いです。
新しいメンバーも、すっかりなじんで、毎日自習室に通ってきてくれています。
先輩が後輩を見守って、でも余計なことなど何も言わなくて、仲がいいけれど、でも、余計なことは言わない面々です。
誰かが弱っているときにはそっとしておけるだけの品性も育てたい、と常々思っていますが、どこかそういう人のこころの境界線を越えて行かないところも感じられています。
受験は結構怖いものでもあります。
普段の自分がすべて出てしまう。
本番に強い子を育てたい、と切に願っています。
お母さま方からの差し入れで、ちょっとだけほっこりする時間を持たせていただいています。
お茶が大好きな私にお茶やコーヒーもいただくのですが、ときに思いが愛しすぎて、パッケージが可愛すぎて、飲むのをためらわれるような差し入れもあります。
そんな思いの中で、生徒さんたちは、精一杯成績を伸ばしています。