戦時下の暮らし
まいぷれ高岡編集部
高岡市立博物館で展示開催中の
戦時下の暮らし、10月10日までのロングラン。昨年は文化ホールで同様の企画がありましたね。画像は、展示物の撮影が原則禁止のため、2階展示室の入口付近でご容赦ください。
催しの内容は、銃後の高岡市民の暮らしぶりを思い起こさせる当時の現物が展示されています。(スマホでは「じゅうご」と打つと一発変換できません。71年も戦争と無縁だと完全に死語なんですね。)配給切符や国民服、時局を反映した雑誌の双六、教科書、出征兵士を送る際の日の丸の小旗まで。これら銃後の生活品のみならず、軍服、軍靴、軍刀、満州からの引き揚げ者のリュックといった前線を思わせる品々もありました。国民服や軍服などは長い年月にも拘わらず状態も良いですが、若い方が見ると襤褸か歴史の資料かにしか感じないかもしれません。
どこかのデイサービスをご利用の車椅子のご老人達一個小隊が、ロビーの大型モニターに映し出される資料映像を懐かしがって見ていらっしゃいました。展示物のいくつかを実際に使用したであろう方々です。今、彼ら彼女らの胸に去来するのは、一体どんなものなのだろう。
展示はそれほど大掛かりなものではありません。公園に来られる際にご覧になってほしいです。入場は無料です。
星村道明でした。
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