新年度が始まりました!
希望に燃える春です。
実は、先日、『ドラゴン桜』の漫画を全巻プレゼントしてくださった方がいらっしゃいました。
昔、「お前、『ドラゴン桜』とおんなじようなこと言うなあ・・・。」と言われたこともあり、関心はありました。
プレゼントされて、最初の3巻を読んだ段階で、もう、影響されていました。
で、どうなったか・・・。
2日後、全巻読んでしまった櫻井に、大学受験生も、高校受験生も、全員、志望校を替えさせられていました。
私大希望者は、当然国立大に・・・。(今、彼女は地理をいきなり習ってもいないのに共通テストの問題を解かされ、なあんと47点取って、褒められて、やる気になってしまっています。)
全教科で、何点取れば合格できるか、計算し、とうとう
数学、全部で50点でも許してあげるわ!
とほかの教科の配分を考えています。
一方高校受験・・・。
○○高校一択よ!
と宣言し、やる気になった私の号令の下、日曜日の朝8時から集合させられた中三生は、英語文法の総復習!
○○終わらなかったら、午後からも来ること!
お友達と遊ぶ約束をしていた子は、その約束を守りに出掛けましたが、また、夕方戻ってくると言っています。(笑)
なんでも、すぐその気になってしまう私は、もう、2階の窓に張った合格実績は、外そうと思っています。
でも、なんだか、背中に一本筋が入ったように、表情が生き生きとして、勉強にも以前より、身が入っているような・・・。
実は私は、いい恰好しいです。
自分は、自分で自分を追い込むのが好きだし、競争は(それはだいたい自分相手であって、知らないことがあることが怖かったり、あるいは単純に知りたかったりするだけなのですが。)、結構好きなはずです。
それなのに、お子さんの気持ちを・・・、などと言って、最近、ちょっと迷いがあったような気もするのです。
新卒で勤めた学校勤務時代、何が何でも生徒を追いかけて、勉強させていたことがあります。
結構、追い込んで、国語を好きにさせるのは大好きだし、そこから成績を伸ばすことが好きです。
でも、最近、もしかしたら、生徒の、「その時の気持ち」を重視しすぎていたのかもしれないなあ、と思うのです。
青春時代、何かに掛けた思い出は、いつまでも残ります。
息つく暇もなかった高校、大学時代。
一生懸命何事かに打ち込んだ記憶が、今の自分を支えています。
だから、ちょっぴり、いえ、ずいぶん、バシバシ、勉強していただくことにしようと思っています。
でも、私という人間、スタッフたちを信じてくれている生徒さんたちは、なんだか前より生き生きしています。
乗りやすい私・・・。
でも、ちょっと厳しくなった私に、以前から、言ってくださる方々がいらっしゃいました。
先生、もっと叱ってやってください。
真剣に向き合って、ダメな時はダメ、と言ってやってください。
先生を悩ませるんだったら、ガツンと言ってやります。
私から言ってもダメなんで、先生、お願いします。
などなど。
妥協なく叱ったことを褒めてくださった方もいらっしゃいました。
教育は、一瞬一瞬が勝負です。
その子その子に、その時、というものがあります。
よろしくお願いいたします。
それから、みんなでお揃えのスケジュール帳を使って、スケジュール管理の仕方もお伝えしています。
これが、結構嬉しそうです。
隙間時間がさっと見えて、勉強がしやすくなったようです。
スケジュール管理ができる、というのも大切な力ですから。